鉄筋コンクリート造

木造、鉄骨造、RC造、SRC造ってなに?

このページでは、物件情報に記載してい「木造」や「RC造」などの建物構造の違いについて説明しています。構造によって隣接するお部屋の音や振動などの響きやすさに違いがありますので、お部屋探しの参考にしてください。

木造

その名の通り、骨組みが木で建てられた建物です。

建築費用が安いので、家賃がお安く設定出来る事が多いです。

建物にお金を掛けていない分、室内の設備は大変充実しており、見栄えの良い物件などは市場でも良く見かけます。

 

特徴は、木で出来ているので火災に弱く、部屋と部屋の仕切りが薄い壁である事が多く、音も響きやすいとされております。

鉄骨造(S造)

木造の柱が鉄になったものです。S(スチール)造とも呼ばれます!!

鉄なので木造より火災に強いですが、その他の部分はあまり大差なく音や振動などは響きやすいと言われております。

こちらも次の鉄筋コンクリート造より安価で建築出来る為、室内設備にお金をしっかり掛けた見栄えの良い物件をよく見ます。

 

上記内容は、一長一短です!!遮音性・防音性には劣りますが、比較的お安い賃料で築浅の物件があったりしますので、何を優先するのかと言う所ですね。

鉄筋コンクリート造(RC造)

少しわかりにくいかもしれませんが、鉄の棒の間にコンクリートを流し込む建築構造です。

木造や鉄骨造と比べると、遮音性・防音性は完全に優れております。

但し、当然ですが建築費が跳ね上がる為、家賃へも影響しやすいと言えます。

 

また火災にも強く、気密性が高い事が特徴です。

鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)

鉄筋コンクリート造の中にさらに鉄骨を入れる建築工法です。

鉄筋コンクリート造同様に、火災にも強く、音や振動も響きにくいと言われております。

 

コンクリートと鉄骨の弱い処を補う工法となっており、強固な構造になります。

こちらも建築費用が高額になる為、賃料にも反映されやすいと言えます。

最後に

気を付けて頂きたいのは、○○造だから防音は完璧という訳ではありません。

隣の部屋との壁が間仕切りのような壁の可能性もありますし、コンクリートの厚さや、床材の厚さや仕様によっても異なってきます。

 

集合住宅である以上、必ず音は聞こえ全く音の鳴らない物件はないです。

ただ響きにくい構造はありますので、それも知ったうえでお部屋をお探し頂けるとより良いお部屋に巡り会えるのではないでしょうか。

 

音には個人差がありますので、まずは一度お部屋を内覧し、ご自身の耳で確認される事をオススメします。

 

記事作成日:2016年07月15日 最終更新日:2017年04月05日